初冬の夜に奏でる曲は

聖地の夜もすっかり冷え込み、
先日の森の紅葉は落ち葉となり今は大地を覆っている。

そういった季節は空が澄み渡る。
幾億もの星が今日の夜空にも一面に瞬いていた。
まだ汚れを知らないような夜に、
一つ、また一つ、
寂しさを交えて徐々に重なり、広がる音色。

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ー今は遠い存在となった遥か彼方に向かい、我が奏でし音色、
届いてほしいと願うばかりなのですー

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星の動きとともに時は流れ、澄みきった夜が一つの情景を描く。
建物の窓の際の水色の髪もまた空と同じように澄み、
その窓際から広がる音色は、先ほどの寂しさとは変わって、
愛しさの表情を持っていた。

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ーはたしてあなたはお気づきになっているのでしょうか?
私が、これほどまでにあなたに心揺らされ、
あなたを思っていることをー

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永久の重なり、
永久の広がりを露にしていたその音色がいつしか途絶えていた。
水色の髪に見事にあった、水色の瞳は、
それと同じように澄んだ夜空を映している。
湖、森、草原、すべてが時を止めて、天を仰いでいる。

牡牛座の昴が西に傾いたころ、窓際の人影は消え、
建物の明かりも消え、静寂の色を残してたたずむ夜、
それでも輝きを失うことのない夜空が未だ広がっていた・・・。

<作者コメント>
ええと、また勢いで「駄作」を作ってしまいました。?です。
今回はタイトルの通り、「初冬」に合わせて作ったつもりですが、
相変わらずの仕上がり・・・反省。
この次はあやみぃには「クリスマス」って事で
何か書いてみようかと思ってます。

そろそろアリオス物も書いてみないと・・・ね。 (楪)

茜雅楓楪様からいたただきました、ショート創作第2弾です★
先回のお話の続きになっているのですね。
遠く離れた愛しいアンジェリークを想うリュミエール様のお気持ち・・・。
捧げられる音色はきっと、アンジェリークの宇宙に届いていることでしょう。

ありがとう、ゆずりん♪

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